新工場計画第1弾、始動
新工場は今後10年を掛けて新築と移転を繰り返して建設予定ですが、その第1弾として新事務所を建設いたしました。
新事務所は2021年10月より建設を開始し、2022年3月に完成。
内見会や引っ越し等を経て、2022年4月より新事務所にて始動しております。
なぜ新事務所を建設する必要があるのか
現在伴中央工場にある事務所棟は工場が現在の地に完成した1968年からある建物であり、工場のなかでは1番古い建物となります。
そのため建て替えをする必要があると同時に、現在とは違う場所に新事務所を建設することで現在の事務所棟を取り壊し、そこに新工場の建物を建設していく第2弾がスタートできることとなります。
つまり、この新事務所の建設が新工場建設における本当の第一歩となるわけです。
新事務所になるとここが変わる！
こちらでは、新事務所になることで現在の事務所と何が変わるのかをご案内いたします。
デスクスペースの床はカーペットに！
これまでの事務所はコンクリート製の床だったために外靴で過ごしておりましたが、今回からデスクスペースがカーペットとなります。
そのため、事務所内で働く人は全員マイスリッパで過ごすこととなります。
床がOAフロアに
OAフロアとは、床の上にネットワーク配線などのための一定の高さの空間をとり、その上の別の床を設けて二重化したものです。
これによりネットワークや電話線、LAN配線などが全て床から出てくるようになっており、オフィスの床の配線がスッキリするようになります。
これまではそういったものがなかったので事務所の床には配線やコンセントが乱雑しておりましたが、それがなくなることで見栄えという点や配線の管理という点で楽になることが想定されます。
洋式トイレを備えた化粧室が室内に！
これまでは事務所の外にある化粧室に行く必要があったため時間が掛かると共に、雨の日は屋根のあるところを遠回りして行く必要があり、それだけでも時間の無駄となっておりました。
それを解消するため、新しい事務所棟には洋式トイレを備えた化粧室を備え、外に出ることなくスリッパを履いたまま化粧室に行くことができるようになりました。
商談スペースが充実！
これまでの事務所は玄関先に椅子とテーブルを置いて簡易的なパーテーションで仕切った商談スペースしかなく、会話などは事務所にいる人間に全て聞こえる点が課題でした。
新事務所では玄関近くに2箇所商談スペースを設けますが、事務所にいる人間は壁を隔てた違う部屋におりますため、商談の話が漏れないように配慮いたしました。
また2箇所のうち1箇所は天井まで壁を設置した上で出入口扉を付けた小部屋タイプとなっておりますので、綿密なお話をされたい場合はそちらのご利用も可能となります。
開発部の部屋も作業ごとの部屋を設けることに！
これまで開発部の部屋は品質管理、試作、パソコンなどを置いた事務作業スペースが1つの部屋のなかに存在しており、燃焼検査後の匂いが部屋に残っていたり、部屋が1つしかないために保管スペースが限られていて物を置くところに困るなどの課題がありました。
それを今回の新事務所では事務スペース、分析室、試作室という3つの部屋を設けたことにより、匂いが事務スペースに入ることもなくなり、保管スペースも増えることとなりました。
なお分析室と試作室だけは床をカーペットにせず、化学薬品がこぼれても問題ない素材の床にする予定です。
新事務所画像一覧
こちらでは、完成した新事務所の画像をご覧いただけます。
